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日本テレビの「世界の果てまでイッテQ」という番組が面白い。
正月、久しぶりにテレビをつけてバラエティ番組を見ていると、日本テレビの「世界の果てまでイッテQ」という番組がやっていました。
そこで初めてのお使いと称して、お笑い芸人の出川哲朗さんが全く英語が喋れない中で、知らないアメリカの土地で与えられた目標を達成する、というもの。
もちろん英語が喋れない。日本人には尋ねてはいけないルールですが、現地のアメリカ人に聞いたりするのはOKのようです。
そこで出川さんはひたすら現地のアメリカ人に、自分のわかる英語の単語と身振り手振りのジェスチャーで情報を得ようと頑張ります。
ここで話す出川さんの無茶苦茶な英語を出川イングリッシュと揶揄してみんなはバカにして笑っています。
しかし、私はこれは成功への行動力を形にした素晴らしいものを見せてもらったと思いました。
出川イングリッシュは成功への行動力を体現していると思う。
とにかく出川さんの英語はめちゃくちゃです。単語もままならない。聞き取ることすらできていない。
でも、出川さんはとにかく会話する。とにかく会話する。コミュニケーションを誰とでも何回もするのです。
まっすぐに、素直に、
私は出川さんはすごいと思います。出川さんが芸人としてずーっとテレビでで続けている理由はここにあると思います。
それに出川さんは確実に僕たちより収入が高いし、人気も高い。認知度も高い。素晴らしい方だと思います。
1. わからなければなんども人の目を見て、恥ずかしがらずに、何度でも聞きます。
とりあえず聞かなければ何にもわからないので、とにかく出川さんは人に話しかけます。
これは自分がやりたいことがあれば、すぐに行動することができるということです。
2. 怖がらすに誰とでもコミュニケーションをとる。
相手が偉い人であろうと怖い人であろうと誰であろうととにかくコミュニケーションをとる。これもとても大事なことだと思います。
人に対して億劫で話しかけない人が世の中にどれほどいることか。人に対して面倒くさいからコミュニケーションを控える人がどれほどいるだろうか。
それによって、どれほど短縮できる時間を無駄に過ごしてしまうことか。
出川さんに学ぶべきことがここにあると思います。
3. 自分が納得するまでとにかく会話する。
とにかく自分が理解できるまで話す。これもできない人が多いです。
なんとなく理解したと自分に納得させて会話を早く終わらせてします。また自分がわかっていると思い込んでしまい、大事なことを聞き忘れるなどしてしまいます。
しかし、出川さんは自分が納得するまで、自分が持っている英語の知識を絞り出します。英文法なんてどうでもいいんです。伝えたもの勝ち。
4. 諦めずにわかるまで繰り返す。
とにかく諦めない。例えば聞き取れた英単語を忘れたとしても、もう一度臆することなく聞き直す。
人間、忘れたら聞き直してもいいと思います。でも以外に人は一度聞いたらそれで終わってしまう人が多いんです。
5. 必ず目的を達成するまでやりつづける。(テレビなので達成している。)
とにかく、最後は目的を達成しています。テレビ番組だから達成して終わらなければ意味がありませんが、達成するのはすごいことです。
私はこの出川哲朗さんをみて、自分ももっともっと行動しようと考えさせられました。
先日書いた茂木健一郎さんの本でも、成功に必要な巡り会い=「セレンディピティ」=「偶然の巡り合いを引き寄せる力」のこと。
セレンディピティの条件として「行動」することが最も大事。「気づき」「受容」である。このサイクルを何回も繰り返すことによって、成功の要因となる「人」「物」「金」などにを巡り合うチャンスに行き当たる。と言っています。
すなわち、「行動」あるのみなんです。
とにかく、みなさんが笑っている出川哲朗さんは、私にとっては成功者の行動を体現している姿に見えて尊敬してしまいました。
もっともっと行動しよう。