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【読書】5冊目 茂木健一郎さんの「走り方で脳が変わる」を読んでみた。

投稿日:2018年6月7日 更新日:








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【読書】5冊目 茂木健一郎さんの「走り方で脳が変わる」を読んでみた。

選んだ理由は、最近、ジョギングを週2のペースで行っているので、走り方という言葉が目に付いたため、気になり本を手に取りました。

そもそも走っている人は日本にどれくらいいるのか?

おわりにのところで記載があったのですが、笹川スポーツ財団の調査によると、2014年時点で、成人のジョギング・ランニングの年1回以上の実施する人は986万人。このうち550万人が週1回以上、374万人が週2回以上と推計されている。年1回以上走る人は9.5%。性別で見れば、男性が12.9%,、女性が6.1%である。

私は週に2回走っている。

週2回以上走る人の割合は3.6%という。本当に少ないということを実感。

今の私はマイノリティに属しているということを認識する。

脳は体の一部であり、体を鍛えることで脳も鍛えられる。

脳は体の一部であり、体を鍛えることで脳も鍛えられる。

アメリカ、イリノイ大学の小学校3年生、5年生を対象とした調査結果では、BMIと有酸素運動の能力が学業成績に大きく関係することを明らかにした。BMIと有酸素運動の能力が良い生徒は成績も良かったという。

有酸素運動をすると、頭も良くなるのだ。

「デフォルト・モード・ネットワーク」がランニングに活性化される。

「デフォルト・モード・ネットワーク」とは、大脳新皮質の一部を含む大脳辺縁系などの脳の中心の方にある一連の回路で、特定の課題に集中しているときは活動が低下し、何も考えていないときに活動し始めるという。

例えば、机に座って、なにか良い案を考えても考えても思い浮かばないのに、ふとリラックスしてボーッとしているときに良いアイディアを思いつくことはないだろうか。この脳の回路を「デフォルト・モード・ネットワーク」という。

これがランニングをしているときは「デフォルト・モード・ネットワーク」が活発に働くという。そのため、走ることを続けている小説家の村上春樹さんを例を上げ、本人は長編小説を書く体力を維持するために走るのだと行っているけれども、走ることで作家としても成長に逆に大きく影響していると茂木健一郎さんは脳科学的に述べている。

また、アラン・チューリングさん(イギリスの数学者・理論学者であり、コンピュータ科学者。第二次世界大戦中世界で最もむづかしいと言われたドイツ海軍のエニグマという暗号を解読した天才。)はどんなときでもランニングをしていた人物としてとりあげられている。

新しい世界を生み出したりするような継続的に取り組まなければできない仕事は、考え続ける「脳の体力」が要求される。その力を培うのには長距離走が非常に適していると述べている。

小説の展開を考えたり、数学の問題を説いたりという創造的行為は「デフォルト・モード・ネットワーク」を活動されることが寄与している。

走ることで主体性を取り戻す

ランニングは能動的である。

走る走らないは自分で決める。どこを走るかも自分で決める。どれくらい走るか、どのようなスピードで走るか、など全てにおいて自分できめなければならないし、それを決めたことを実行するのも自分。しなくても自分なのである。

ランニングを続けるということは、いつ、どこで、どうやって走るかを毎日計画し、遂行する、の連続。これは前頭葉の回路が鍛えられる。

 

茂木健一郎さんの「走り方で脳が変わる」を読んだ感想

やはり、走ることは脳に良いことがわかりました。

・できるかぎり週2回は走ることを続けていこう。

・子供にも早いうちから走ること(運動すること)を習慣化させる。




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