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たまには、大自然に身を置くといろんな気付きがあります。
この週末、保育園の行事があり、一泊二日で息子と山梨の自然学校に行ってきました。
普段は東京の都会暮らしで、部屋に帰ったら暖かい部屋に暖かいご飯が待ています。
子供にはそれを当たり前と思って欲しくない。
また、子供たちが自然の中で困難にぶつかった時にどうするか、集団行動の中での主体性と協調性、そのバランスを育てたかったからです。
主体性と協調性を身につけさせる。
集団行動をするからには、みんなと仲良くしなければなりませんが、時と場合によっては、リーダーを決めて従ったほうが、物事がスムーズに運べることがあります。
子供のには、絶対に主体性を持って生きて欲しいと思っていますので、このような集団行動にとって、適切に主体性を出す訓練になるのではないかと思っています。まだ主体性とは何かわかっていないので、親が教えなければなりません。主体性を出して周りの意見をまとめることもいいですが、時として、より良い意見が出た場合に、より良いものに素早く賛同するという潔く従える協調性も身につける機会でもあります。適度にディレクションを決定して行動し、適度に周りと馴染む。そんな人格に育って欲しい。
そのほかにも、自然の中で生きていくためのアウトドアの知識を身につけさせる。
道具を知る。
例えば、寒さをしのぐためにスノーウエアとスノーブーツがあります。最近のスノーウエアとスノーブーツはよくできていて、ブーツの紐は簡単に引っ張るだけで締めることが出来ますし、緩めることもできます。ズボンはインナー式になっていて内側をブーツの外に入れれば雪が入る必要もありません。そのようなものの成り立ちが快適性につながることを知れば、自ずと道具の大切さがわかってきます。道具をおろそかにしているとチャックが壊れたり紐が切れたりして快適性が保てません。いかに道具を大切にすることが生活する上で快適な状態を保てるのか身に染みる体験をして欲しいんです。
自分ではどうすることもできない大自然の厳しさ・怖さを知る。
大雪で歩くことが困難な道を歩くとき、突然降り出した冷たい雨、不意に足元が緩んだために靴が濡れてしまった、などなど、そんな自分ではなかなかうまくいかない大自然の中ではどうすれば良いのか。
友達と助け合うのが良いのか、良い方法を知っていると思われる大人にアドバイスをもらったほうがいいのか、自分で立ち止まって考えたほうが良いのか、大自然と向き合うと「自分で考える」ということが必要になる機会が増え、先ほど述べた主体性も発揮されるのではないでしょうか。
色々調べましたが、一泊二日で2万円、交通費合わせて、3万円くらいで、週末、大自然に触れ合うことが出来ます。
皆さんもぜひ子供たちと週末の2日間に、大自然のある森や海、あるいは、携帯電話が通じないような田舎に行ってみては如何でしょうか。
山梨県あたりだと、チケットショップで4000円くらいであずさのチケットがあるので、お手軽に行けます。
主なオススメ自然学校のスケジュール
新潟、福島、富士山、沖縄にあるホースアース自然学校
http://wens.gr.jp/individual/index.html
山梨県清里にあるキープ自然学校
http://www.keep.or.jp/taiken/schedule.php
高野の森自然学校(セブンイレブン財団)
http://www.7midori.org/takao/program/index.html
ぜひ、年に一度は参加することをオススメします。
生活スキル、思考能力が格段にアップすると思います。