家電大手販売ビックカメラ、高級装飾品販売ゆきざき、旅行代理店HISなど最近ビットコインでの支払いができるお店が増えてきて、街中でも目にすることが多くなってきました。ネムはネムバーと言うバーがありネムで支払うと10%割引ができるなんてお店も出てきています。
目次
ビットコインで買い物する人はどんな人なのか考えてみた。
まず、ボラティリティの高いものがどうして決済に使われるのか不思議に思いました。ビットコインが今日10万円でも明日に12万円になっていたら2万円約20%も余計に払ってしまったことになってしまって損してしまうではないかなどと考えると使いたいとは思えません。デメリットばっかりに思えて仕方がありません。
では、一体どんな人が使うのだろうと考えてみた。そこでまずお店側がビットコイン決済をすることでどんなメリットがあるのか考えてみた。
色々なサイトから集めた情報を抜粋してみました。
まず店側のメリットとして3つほどあります。
1.決済手数料が安い
ビットコイン決済の最大の特徴として、決済手数料が安いことが挙げられます。これは取引所から送金するときに支払う手数料と同じような価格です。今まではクレジットカードでの支払いで対応していたと思いますが、クレジットカードだと、クレジットカード会社の「VISA」や「MasterCard」「アメリカンエキスプレス」「ダイナースクラブ」などへ決済手数料を店舗側が負担しなければなりません。業界のことはよくわかりませんが、一般的には3%、アメックスは5%なんて話もよく聞きます。
クレジットカードの手数料は3~5%程度であるのに対し、ビットコインの決済手数料は、0~1%程度です。クレジットカード支払よりもお店に残るお金が多くなるのです。すなわち収益が増えるんです。
2.外国人旅行客の利用増加が見込める
外国人旅行客の利用増加が見込める。
外国に旅行に行く際は、必ずその国の通貨に両替所で両替しないと買い物できません。為替の際には、為替スプレッドと呼ばれる手数料を、両替所に支払うことになります。そのため、最近では海外旅行ではできる限りクレジットカードを使って、両替手数料をなくすことが節約になっているほどです。
しかし、ビットコインであれば、為替の必要がないため、手数料を支払うことなく、旅先で支払いや購入が可能です。これがビットコインの長所だと思っています。世界の全ての人がビットコインを持っていれば為替手数料なんて必要ないんです。でもビットコインが普及しないのは、この為替で設けている人がいる限りなくならないんだと思います。
外国人旅行客にとっては、コストの削減につながるため、ビットコイン決済ができるか否でお店を決める人もいるんじゃないでしょうか。中国人などのビットコイン長者はビットコインをたくさん持っているので中国元をわざわざ日本円にするのが為替手数料がかかってしまいます。
使えるお店をみてみても、高級装飾品店や電化製品販売店など中国人や富裕層が必ず行くようなお店が多いのはこのためではないかと思っています。
3.支払サイクルが短い
1と2の流れで海外の人が日本に海外旅行に来ると、為替手数料を節約するためにクレジットカード払いにします。日本人でもクレジットカードを使って買い物した場合、我々は翌月あるいは決済の日によっては翌々月の引き落としになります。お店も支払いは金融機関から翌月にお金が入る流れになっているようです。
しかしビットコインの場合、支払は即時です。QRコードをスキャンして送金アドレスへ送金すれば完了です。
個人間では、デメリットとしては、トランザクションが混んでいるので、送金手数料によってはとても時間がかかってしまいますが、お店と金融機関との間ではそんなに時間はかからないみたいです。
デメリットとしてのボラティリティは?
心配しているボラティリティはどうなんでしょうか。
今日は5万円だったのが次の日は2倍の10万円になってしまったとかありますが、これもお店の決済では価格が数日間は固定されるようで安心して決済できるとのことです。しかし何ヶ月か経ったら絶対に値段が上がったり下がったりして損したとか得したとかなると思いますが、それはそれでいいのではないでしょうかとこの記事を書きながら思い始めました。だって、商品を購入するときにA店では高く、B店では安かったなんてこともありますし、時間限定でタイムセールをやっているときだってあります。楽天市場やアマゾンだって限定で半額セールをやっているときだってありますから。そんなことを考えるとお金って面白いですよね。商品の値段なんて決まっていないと言うことでしょうか。
考察:実際に誰がビットコインで支払っているのか?
海外からの富裕層でビットコインに投資している人だと思います。
現に、使えるお店がほとんど富裕層や海外から来た人が日本で買って帰るであろうお店(ビックカメラ)がビットコイン支払いをしているからです。
しかし、支払われたビットコインを将来値上がりするであろう時までそのままお店にプールしておけば決算期を超えなければものすごい収益が増えるかもしれませんね。しかし一方で値下がりして収益が無くなって赤字になってしまうなんてこともあるかもしれません。簡単に儲けようなんて考えをしてはいけませんね。
実際にビットコインで支払っているところをみたことがありません。一度みてみたいものです。最近ではビットコインで不動産が買えるところも出て来たみたいです。
ビット不動産
調べてみると日本人もビットコインで支払っている人も結構いるみたいで驚きです。とにかく決済が簡単と言うのがメリットらしい。