新年の抱負で今年は読書の一年にするといいました。
そして、第2冊目。少し遅いペース。
しかし、これから読みたい本は決まりつつあります。
第3冊目としては、やっぱり一回きりの人生、成功したい。世界一にはならなくても自由な人生でいきたいじゃないですか。
ゴミ箱に成功が入っている視点が持てるならと思い選んだ一冊。
成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝―世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者
第4冊目は、自分で会社を持つ時に「野望」は絶対に持っていたほうがいいと思い、今から先人の思い「野望」がどのようなものか知りたくて。
ジェフ・ベゾス 果てなき野望
第5冊目は、少ない資産を確実に大きくしていきたいために。投資する知識をつけるために参考にしているブログでこの本をオススメしていたため選んだ一冊。
読書の年 第2冊目「陰翳礼讃」谷崎潤一郎著を読んで見た。
2冊目に選んで読みたいと思ったのは、谷崎潤一郎さんの「陰翳礼讃」を見つけました。選んだ理由は、デザイナー、クリエイターのほとんどが推奨していること。原研哉さんが「デザインのデザイン」の中で、安藤忠雄さん、深澤直人さん、そして海外のデザイナーから最も読まれている書物だからである。
実際、私も学生の時に何度か読んだのでrすが、もう一度社会人になって、改めて再読してみようとふと思い、もちろん図書館で借りてきました。
感想
とにかく、日本大好き。日本文化大好き。というお話だった。
特に西洋文化が入って来なければ、西洋的なものは、日本人や日本文化に適したものに変わっていただろうと言っている。
例えば、万年筆。西洋から万年筆が入って来なければ、ペン先は毛筆になっていただろうし、インクももっと毛筆に馴染むような墨汁になっていただろうし、紙も西洋の紙のようにツルツルしたものではなく、半紙のような艶のない肌感の紙になっていただろうと筆者は妄想していた。
このように、色々なものを西洋から入って来なければこんな形になっていただろうと妄想するのは、クリエイティブな発送のインスピレーションの始まりである気がして、面白いと感じた。
また原研哉さんが「デザインのデザイン」で書いてあるように、暗闇で羊羹を食する文章や、暗闇で味噌汁を飲むような文章を読むと、本当に羊羹や味噌汁を食べたくなります。
この本から学んだことを行動するものは?
何か全ての物(特に西洋的なもの)の形が西洋の文化が入ることなく日本的文化や風土、建築に順応していったならどういう形になっていっただろうと創造の想像(妄想)するという思考回路が芽生えるので、絶えずものの形や陰影におけるものの表情を再考するようになった。
んんん。何いってるのかわからない。いまの私にはうまく言葉で表現できません。
とにかく、ものの形について、じっと考えてみるという行動をしている。