新年の抱負で今年は読書の一年にするといいました。
これを実行に移すべく、図書館へ行ってきました。お金持ちの人はだいたい本を読むことは、自分への最良で最安の投資であると複数の人が言っています。私も金持ちにはなっていないですが、真理ではないかと思っています。ですので、本はお金を出して買ってもいいですが、お金をできる限りかけないというのがこのブログのモットーなので図書館で読みたい本や役に立ちそうな本を探しました。
目次
読書の年 第1冊目
1冊目に選んで読みたいと思ったのは、茂木健一郎さんの「結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方」を見つけました。
これは、2015年4月に出版された本のようです。約3年前に出されているので少し古いのですが、脳科学の初めの一冊としては良いのではと思い、借りることにしました。
図書館でリアルに読みたい本を探すと同時にアマゾンでもこの著者が他にどんな著書を書いているか、最新の考え方はどんな考え方をしているのか、最新著はなんなのか、他に面白い本はあるのか調べて見ました。
そうすると教育論も書いていることがわかったので、次は茂木さんの教育の本も探すことにしました。
2017年8月に出版されています。
「結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方」茂木健一郎著を読んで見た。
選んだ理由は、なんだかんだで、私もすぐやる行動力がないので、できる限りすぐにやる脳が欲しいと思ってこの本を手にしました。
感想
・脳には「すぐやる脳」を抑制する働きがある。これをいかに外すかがポイント。外す方法として、あまり深く考えないことを習慣化する。
・ギリギリまで無駄を削り落とす。
「すぐやる脳」を作る3つの法則
1. 瞬間トップスピードを習慣化する。
2. 雑談の時間を作る。
雑談はとてもクリエイティブな行為であり、特定の目的を持たない、創造性に飛んだ自由なコミュニケーションは、脳のマッサージであり、同時に様々な価値観が芽生える脳のサプリメントでもあります。雑談はAIには変わることができない、人としても価値であると言っています。
3. ベストエフォート方式
続けようと思っても四日目でやめてしまった場合でも、五日目からまたやってみる方が、そこで諦めてしまうよりもはるかに良い結果が待っている。
・脳の成長には「負荷」が必要で、無茶振りされることでそれが鍛えられるといいます。
セレンディピティの条件として「行動」することが最も大事。「気づき」「受容」である。このサイクルを何回も繰り返すことによって、成功の要因となる「人」「物」「金」などにを巡り合うチャンスに行き当たる。
セレンディピティとは、「偶然の巡り合いを引き寄せる力」のこと。
発明王エジソンの言葉。「チャンスは作業着を着て現れる。」真意は、幸運は自分自身が本気で汗を書いてこそつかむことができるということ。
セレンディピティとは現状維持で凝り固まった自分を卒業し、リスクが取れる新しい自分に生まれ変わるということ。
最悪の状況を思い描ける人こそが「最強」。
・やる気を出すためには、過去の成功体験がどれくらいあるかが大きな要因になります。
・恥ずかしがらずに成功を喜ぶ。最も大事なことは、世間の常識や他人の評価を気にせず、まずは自分の中でその小さな成功が怒ったときにちゃんと喜ぶということです。
・脳の報酬系というのはゴールを設定し、それを実行して喜びを感じることによって強化されていくためです。「すぐやる脳」を強化する回路というのは、その繰り返しによって成長していくのです。
・何も考えずに続けていくことが一番。「すぐやる脳」を抑制指定しまっている一つの要因は「いらないプライド」です。
「他人を見ない」ことが大事。ライバルという他者の存在を否定的に捉えず、肯定的に置き換える。そうした冷静に分析できる心の軸を持つべきだと私は思っています。
脳というのは自分軸で意思決定して行動し、その結果の成功・不成功から様々なことを学んでいく存在です。なぜならそこに学習すべき信号が出るからです。
白洲次郎さんの生き方「プリンシプルな生き方」=「筋を通す」という生き方をする。
脳内に柔軟なToDoリストを作れ。
脳の中に随時変更可能なToDoリストを作って、臨機応変にやるべきことをやるように心がけること。
大切な心がけとしては、仕事に「意味づけ」していくという意識が必要。
迷ったときは「利他」の視点で。
「利他」自己の利益よりも、他者の利益を優先する考え方。 対義語は利己主義。
瞬間切り替えで圧倒的な実力が身につく。
自分のやっている仕事にどれほどビジョンがモテるかによって、人のやる気は変化する。
人間関係に効果絶大なのは「サプライズ脳」
自分の仕事に誇りを持って成功している人たちの共通点は、他人を喜ばせるのがすごく好きなこと。
人を喜ばせるという発送は、様々なイノベーションにも繋がりやすい。
「挑戦する脳」がみんなに勇気を与える。一番重要なことを美樹わけ、すぐさま行動に移す。自分に厳しく、他人に喜びを与えることを目指す。
最後の「おわりに」という中で、アインシュタインの言葉を引用しています。
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」
常識にとらわれない生き方。それこそが自分を成長させ、新しい世界の扉を開けることができるということを、アインシュタインは先の言葉から教えてくれているような気がします。
この本から学んだことを行動するものは?
・とにかく深く考えずに行動する。